一覧へ戻る塔婆台基礎2022-08-12塔婆台-基礎鉄筋事の始まりは3月下旬・・・なんて物語調に書いて行こうと思ったのですが、作業に集中しすぎて途中の写真を全然撮っていない事に今更気づきました。作業始める前や後に、一枚パシャッと撮っておくだけなのに忘れてしまってすみません。なので撮ってある貴重な写真を元にお話ししていこうと思います。と言うわけで、最初の一枚がこちらの、塔婆台なのか何なのか分からない写真。こちらは、塔婆台の基礎になっている鉄筋があらわになった状態です。鉄筋自体のボロボロな所が取り除かれ大分スッキリとした感じになっています。一部をUPにするとこんな感じです。階段状になっていて、この鉄筋に防腐材配合のペンキを塗った木材と、その木材にポリカーボネートを貼って今までの塔婆台の形を作っておりました。僕がファミィヒルに勤めて16年、その間に上記の木材交換を3度やり、3度目が5年前。鉄筋自体は変えておらず、ビスを打っても効かないところをだましだまし使ってきたなと、感慨にふけりながら解体作業を進め始めたのが4月の下旬くらいで、この写真2枚を取ったのは22日です。そこから日は進んで5月11日の写真。解体だけなら大変では無いのですが、2枚目の写真にもあるように、鉄筋の後ろに木が生えているんですよね。これは近くに生えている木の根のから派生した木だったんですが、この木の根っこがやっかいで、埋まってる鉄筋の周りを掘ろうにも根っこが邪魔して剣先スコップが全然刺さらない・・・根っこを切断しては引っこ抜き、切断しては引っこ抜きで、塔婆台を撤去して木の根をある程度除去して整地するのに5日くらい掛かったと思います。下の写真は撤去後と鉄筋の朽ちた部分を根城にしていた蛇さん。塔婆台撤去後塔婆台を根城にしていた蛇さん塔婆台組み上がりました。ばばーーん!!塔婆台完成間近!!!・・・これにはほんと驚きました。ここまで組み上げる前に途中経過の写真は撮っていたんですよ。間違いなく。前述したように作業1回に付き1枚は撮って無くても、1段組むごとに1枚は撮ってたんですよね。スマホの調子が悪いなぁって思いながら撮ってたんです・・・錆を取り除いてる最中この時は、ポケットにスマホを入れて溶接するとモバイル通信がOFFになってることが良くあって、「再起動すると元に戻るからまぁいっか」って感じだったんですが、今思えばこのタイミングで撮る写真が1枚も保存されてない。ちなみに上記のことを繰り返すこと数回、モバイル通信OFF状態が再起動しても解除されず、代理店に持ち込むも原因不明と言うことで機種変更して撮った写真がこの2枚。日にちは7月8日錆取り前と錆取り途中です。防塵ペンキで保護しました。7月21日錆を取り除いた後、2度の防塵ペンキを塗った状態の鉄筋がこちらの写真。この時点で目隠しを取り、暗に完成近いですよとお披露目を始めます。完成目前!7月26日防腐材配合のペンキを2度塗りした木材をビスで打ち付け、その上にポリカーボネート版を貼ります。5段目は足下の目隠しなので、4段目までポリカーボネート版を貼って、木塔婆を押さえるアルミのレールを取付れば完成です。木塔婆台完成です!見た目は前回までの木塔婆台と一緒なのですが、今回の木塔婆台は、お供え物を置きやすいよう板の長さを今までの倍の100mmにしてあります。今までは大きめの缶詰など、落ちるんじゃ無いかな??って不安もあったかも知れませんが、そんなこと気にしなくて結構です。ご家族のお好きだった食べ物をじゃんじゃん置いて思いを馳せて下さい。あ、ちょっとの時間でも人がいなくなると野生の動物、主にカラスが荒らしてしまうので、生ものは持ち帰り下さいますようお願い致します。ってことで・・・木塔婆台完成でっす!!